事業につまずき実家に戻ったが家族に呆れられる正一。そんな正一に義妹・果穂だけは優しく接してくれる。うだるような真夏、意気消沈な正一はいつしか果穂への想いを募らせ、ついに果穂を無理やり犯してしまう。再就職が決まり出て行く正一に果穂がとった行動とは…。体液交わる汗だく性交に溺れる二人…。
レビュー
平均評価: (レビュー数:17)
観るべし!
全作品を観たわけではないがこの作品がシリーズ中ベスト・ワンだと感じる。特に、かすみ果歩さんの後半の迫真の絡みは最高だ。必見!
蝉の声を聞く度に
このレビューは田淵正浩さんのファンの女性向けのレビューです、すみません。共演回数の多い演技派女優のかすみ果穂さん、そしてフェティッシュな美的感覚をお持ちで「田淵さんを綺麗に撮らせたら一番」の溜池監督が揃ったドラマならば、田淵さんファンは見ないわけにはいきません。おそらく田淵さんも気合が入っていて、シャツのサイズはぴったり、グレーのスーツもいつもより良いものなのではないでしょうか(妄想です)。そして身体や顔も美しく撮られています。ストーリーは、友人の借金のせいで自分の会社を失った情けない田淵さんが、いけないとは思いながら、優しくしてくれる義弟の妻・果穂に惚れてしまう。「年甲斐もなく・・・惚れちゃった・・」という田淵さん。言われてみたいですね。一つ屋根の下、我慢できずに果穂を犯してしまうが「やめて・・・」と果穂の抵抗は弱めで、がっつり無理やり●す系が好きな人には物足りないでしょう。でも、洗濯カゴに脱いだ下着をそのままにしてしまうあたり、以前から果穂が田淵さんに仄かな好意と、こうなる期待を抱いていることが読み取れるので違和感がありません。「熱帯夜」の見どころは汗だくになるセックスシーンなのでしょう、もっと暑くて暑くて本当に堪らない、というシーンがあれば良かったです。でも田淵さんの長めの髪がこんなに乱れているシーンは、ファンにはたまりませんね。この季節、夏にみないでいつ観るの?という素晴らしい作品です。エアコンをかけず汗だくになりながら観ましょう!作品中に流れる蝉の声と、現実の窓の外からの音が入り混じり、ファンタジーがリアリティをじんわりと帯びてくるのが良いです。そして、あなたは、蝉の声を聞く度に、目に浮かぶ田淵さんの汗ばんだ身体を思い出して、堪らなくなるのです。
最初からほぼ義兄を受け入れる展開は良い。
このシリーズの最初のセクロスは、義兄がレイ●もしくはそれに近い荒っぽい方法で義妹に挿入するパターンがほとんど。しかし本作は良い意味で期待を裏切ってくれた。抵抗は最初の短い時間だけで、ほぼほぼ最初から受け入れる。後半のセクロスもその延長線上で見ると興奮が増すというもの。AVは男性にとってのファンタジーであり願望を具現化したものである。この作品は理にかなっている。
ひきつけられる名演技
最高に良し。ストーリーは簡潔で、力強く、男と女の愛の激しさ、美しさががねっとりと描かれている。かすみ、田淵のコンビが実にいい。最初のシーンで田淵のねっとりとした、優しさを持つ指使い、それに次第に反応し、切なく、反応するかすみの表情、かすかに声を漏らし、顔をゆがめ、快楽に逆らうように耐えながら、しかし、燃え盛っていく。かすみの細身ながら、ぽっくり膨らむ美乳としまったヒップが乱れ狂う。ああ、こんな女に出会いたい。彼女の最高傑作では?要保存。
ピッタリの作品
果穂ちゃんと田淵の円熟した演技が見ものです。しっとりと汗ばんだ肌を絡ませながら、ネットリとした濃厚な絡みがそそります。果穂ちゃんの息づかい、仕草、腰つきのエロさがたまりませんね。傑作です。
エンディング以外はかなり完成度高い
今までのパターンから余計な設定やセリフを削り、女優と男優の演技力に賭けて、見る側に行間を読ませるような演出が見事。弟が兄をあからさまに侮辱するような演出は辞め、同情するふりして語感で見下してる感じを出したり、弟が帰宅しても妻の顔も見ずに寝室に行ってしまったり、寝る時も妻に背を向けさせることで夫婦間が冷え切っていることを婉曲に表現しているのもいい。円熟の域に達している男優田淵と女優かすみの、目線を交わすだけで淋しい者同士の情感をやり取りするセリフに頼らないドラマ運びも高評価。カラミの質も高く、AV屋御用達の安物衣装より肉体美を強調する画作りも作品の質を安っぽくせずポイント高め。エンディングの月並み感だけが残念。決め台詞でハズすという溜池のセンスのなさはここまでダメなものかと苦笑させられた。
かすみ果穂の演技に乾杯
さすがAV界No1ではと評されるかすみ果穂の演技には感嘆。憂いを含んだ声、顔、しぐさ、台詞回しどれを取っても最高。このシリーズはレンタルでよく観ますが、サンプルを観てセル商品を購入、期待通りでした。特に男優田渕との絡みは他の作品でもそうですが、しっとり落ち着いた大人の不倫の雰囲気が醸し出され最高です。星5つでも足りないくらいのかすみ果穂の演技に乾杯。
本気で感じてる果穂さんが素晴らしい
義兄から愛の告白と共に強引に迫られ、拒みつつも2度3度と感じてい、何時しか自ら腰を使って感じてしまう。出ていこうとする義兄を引き留め「いかないでください!」と懇願してしまう。そのままkitchenで愛撫され手マンで潮吹き「こんなところで、誰かが起きてきたらどうするんですか?!」と言いつつも心と身体は総てを受け入れている。同居の両親が出掛けた後、濃厚なフェらで口内発射。就職が決まったため家を出ていかなければいけない義兄と最後の夜は、2人の熱いH。本気で感じる果穂はとてもイヤらしい? かすみ果穂と田渕正浩のコトバノやり取りがとても自然で良いです。拒みつつも受け入れてしまうシーンと積極的に求めるシーンとの果穂さんの違いが素晴らしいですね。
女優名と役名が同じなのは安直過ぎる
内容よりハッキリ言って、演技力のある女優が出ればヒットすると思う。しかし、ここのメーカーは、何年も同じパターンでパケ表紙も内容も女優名だけ変えただけの、毎回同じでドラマ仕立てとは、とても言えない作品ばかりだ。溜池自体が抜けているのか知らんが、この監督は何の進歩もしないんだろうなあと思うね。だから、ここのメーカー作品には女優買いで見るなら構わないけど、過剰な内容を期待する人にはお勧め出来ない。