大嫌いなオジサンに、私は三日間泣きながら犯●れ続けました。 松本いちか

平均評価: 4.7 (レビュー数:4)

堕ちてしまういちかちゃん

大好きなお母さんと二人暮らしに男が入り込む。お母さんの出張中にいちかちゃんは犯●れてしまう。男は最悪な感じです。ニタニタした顔に、甘やかすような声、行動が全部性行為に繋がっていて、それしか考えていなさそうです。なにより良くないのは、いちかちゃんのことを好きでもなんでもなく、ただその身体を弄びたいだけなのが、アリアリと見て取れることです。こんな男と三日もお留守番なんて、悪夢でしかなくて、じっさい悪夢でした。一日目、部屋とトイレとお風呂で嬲られて、ずっと泣いているいちかちゃん。松本いちかちゃんは笑った顔がかわいいのですが、泣き顔もかわいいのが困ったところです。酷いことをされながら、涙を流している泣き顔も心に迫ってきましたし、ベッドでお腹が減った、お母さんに会いたいと静かに涙を流す姿はかわいそうでならなかったです。そんな涙を流して眠った翌朝から、男はいちかちゃんを慰みものにしようとやってくる。本当に最悪です。空腹になってしまったいちかちゃんは、夜には男の作った料理を食べ、少し心を緩ませてしまう。さらにそこでお母さんに電話させて油断させ、抵抗できない隙にいちかの身体を弄る。その直前に、ご飯を食べて、お母さんの話題をだして、いちかちゃんが一瞬見せた笑顔を思い出して辛くなりました。床に倒れ込み、悔しさと辛さと、なにかを諦めたかのようないちかちゃんの顔は忘れられません。3日目はやはり朝からやってきた男に、自分から舌を出してしまう。AV的な展開でいえば、快楽に堕ちた必然といえるのかもしれないですし、これ以上ひどいことをされないための自己防衛のなのかもしれません。それでもその姿は見たくなかったです。男の足指まで舐め回してしまういちかちゃんですが、男のほうは相変わらずいちかちゃんを玩具扱いしているだけのようで、堪らなく不快でした。いちかちゃんは従順になって快楽も口にしているが、決して笑顔は見せない。そのことが救いなようにも思えたし、悔しくも思いました。最後には泣いてお母さんに抱きついたあと、男のことをパパと呼んでしまういちかちゃん。これからどんな辛い、笑顔のない日々が続いているのかと思うと心が痛みました。いちかちゃんをイジメる作品としては、最低で、最高でした。