教え子の濡れ透け制服がたまらなく美味しそうで… ～私、雨の日には必ず犯●れます～ 西宮ゆめ

平均評価: 3.8 (レビュー数:5)

フェチと愛

男優の良い先生ぶりも変態ぶりも良く進み、最初のレ●プも変態性としては素晴らしい。”雨の日”という変態性に戸惑いつつも、屈折しているとは言え真正面から”愛”を提示され、戸惑うゆめの姿に、ある種の同調を感じられる。嫌嫌なのだが人物像的に”愛し求められる”ことが少なかったであろうゆめの心にじわりじわりと染み込んで行く。二枚重ね着水着は、何かのギャグなのか？と思わざるおえないが、しっかりとゆめをなぶって行く展開にはワクワクする。そして、理解に苦しむ、濡れた布１枚での電マなぶりは、理解に苦しむがエロく魅せる。ある意味”最後”の自室連れ込みでは、ここまでの変態行為と愛と施された性感と植え付けられたフェチにより、心が変質したゆめであろうと、脅迫を使い連れ込もうと、”心の拒否”という抗いをされる可能性は捨てきれなかったはずだが、男は決意と覚悟をし挑み、ゆめは異質で変態的だが、男がゆめを”愛し求めてる”ことを充分感じさせ、心の拠り所を砕かれたゆめに、男は異質で変態的だが献身的な愛を見せる。この時点で、ゆめの中に宿ったフェチさ・性感・変態性と共に”愛し求められる”ことの無かったことで生じた”愛を求める心”に男の異質で変態的な愛が填まったと言える。ここから先のゆめの反応は、素晴らしくエロく、蕩ける色気と雰囲気を醸し出す。それはそうだろう…たとえ脅迫されていようと、全てを投げ出してしまいそうな状態のゆめに、異質で変態的だが、真正面から愛を告げる男が、身体と心に合う行為をし、自ら求めてる愛を突き付けてくるのだから、受け入れ、全てをさらけ出すだろう。キッカケや形や経過がどうで、たとえ仕組んだ結果だろうと、”愛の形”とはこういうものではないだろうか。それが、エンディングにも、男だけでなく、ゆめの態度としてしっかり描かれているのも素晴らしい。濡れフェチという理解については、私が極度なフェチではないから理解は難しいが、好きな気持ちは理解出来るので問題は無い。通して観れば、不思議と西宮ゆめのシーンごとの反応は納得出来てしまった。だいぶ、制作側の意図を良く取ってしまっているようだが、作品で伝えるフェチと愛のメッセージは、男優の演技だけでなく、西宮ゆめの演技が無くては、表現しきれてないだろうと思う。西宮ゆめの”傑作”、そしてオススメの１つとして評したい。