四十路も半ばを迎え俺は、幼馴染である年下の妻と結婚をした。妻は子作りを焦る俺とは裏腹に、仕事が忙しいからと夜の営みに応じてくれない。しまいにはひと月我慢したらしてあげると言い捨てられてしまった。そして一月後、妻とのセックスも叶わず、俺は義妹・いちかの入籍を祝う為に帰省をしていた。爆発しそうな性欲を抑え込みながら過ごしていると、義妹のいちかが不敵な笑みを浮かべながら何度も俺に迫ってきて…。
レビュー
平均評価: (レビュー数:9)
天使で悪魔でセックスドールで大切な人で、松本いちかそのもの
40代で家庭生活のうまくいっていない、うだつの上がらない男が、松本いちかに出会う。本作はフィクションだし、偽悪的にいえばセックスをみせるための設定にすぎません。それでもこの男が自分とそっくりに思えました。わたしもさえないし、画面の向こうの存在としてだけど松本いちかに出会った。松本いちかに邂逅したくすぶった男として、本作は没入感の強いものでした。いちかちゃんは、妻の妹で地元の幼馴染です。いちかちゃんの新婚のお祝いに親族で集まる。いちかちゃん本当にかわいいです。若くてかわいくて明るくて、でも中年のおっさんにも優しさや関心を見せてくれる。おっさんのかさついた心を潤してくれる。天使だなと思います。このかわいさにどれだけ救われてきただろう。妻との冷えた生活を告白すると、いちかちゃんがキスをしてくる。意図の分からないキスに続いて、お風呂で背中を流してくれる。なにを考えているのかわからないうちに誘惑が始まる。見つめる視線や、囁き声、前戯の手練手管が強烈です。フェラをせずに内股に舌を這わし、足の指を舐めるところ、人妻役とはいえいやらしぎます。かわいい顔が、悪魔のようにエロい顔になる。この悪魔のようなエロさがたまらないです。この目を見ると劣情が止まらない。ジーンズ姿のいちかちゃんにいかされてついにに籠絡させられてしまう。籠絡されてしまえば、罪悪感もドラマもなくただ身体を求め合うだけです。AV女優としてはこの姿が基本的な見せ場なのかもしれませんが、いちかちゃんとても良いです。快感に歪むかわいい顔もいいし、手脚が長くてお尻が大きくて綺麗です。宝物のような肉体だと思うし、その身体でセックスを見せてくれるなんてなんの奇跡なんだろう?そしていちかちゃんは子供の頃から男のことが好きだったと告白する。この後のセックスは素晴らしかったです。天使のように誰にでも平等に優しいのではなく一人だけを見つめ、悪魔のように自分の性欲を満たすためでもなく快感を分け合うように、見せるためではなく気持ちをぶつけるためにするセックス、それまでのものとはまた別次元に素晴らしいものでした。松本いちかちゃんはこのセックスが見せられるのですよね。それが一番すごいし一番好きなところです。本作のいちかちゃんが見せてくれた姿は、ひとつひとつわたしが大好きな松本いちかちゃんそのものでした。素晴らしかったです。
いちかちゃんと一平さんがかわいそう
マドンナということもあり、サンプルが良かっただけに期待していたが、実際に本編を見て幻滅した。2人の表情が光に邪魔され、よく見えない。セックス中は、いちかちゃんしか写さずに、一平さんの表情が写し出されない。その上に兄貴の声があまりにも大きく、見ていて腹立たしい。カメラマンはもちろん、監督さんはこんなもので満足したのか?例えストーリーが良くても、映像表現が悪ければ、ただ本を読んでいるだけの価値しかない!
中出しされるいちかが最高!
義兄にしてはオッサンすぎるキャスティングにAV界の男優不足をリアルに感じましたが、その分さらにオッサンにガチ中出しされまくる松本いちかに興奮できました。業界ナンバーワンの締めつけま◯この持ち主と聞く松本いちかとの生セックスを想像しただけで漏れそうなのに、リアリに中出しされているシーンに遅漏も一発解消!見れば見るほど中出しされるいちかに恋します。
最高か
今作の松本いちか、最高です。もともと最高だけど、今作は群を抜いてます。特に私みたいな中年には堪らないです。男優は中田。特筆すべきは、松本いちかがマドンナ仕様の物凄く落ち着いた雰囲気を身に纏っている件。熟女優顔負けの妖艶さがありながら、小悪魔的な要素もあり、見た目超絶美少女って、反則過ぎるでしょ。展開もヤバいです。単純にいちかの痴女的作品かと思いきや、裏に隠された一途な想い。それが少しずつ表に出てくる展開には完全にやられました。それを全く違和感なく演じた女優さんの演技も、見事の一言。最初から最後まで、絡みの熱量も激熱。松本いちかの様々な魅力を余すことなく詰め込んだ名作と言えるでしょう。7つ星。
パーフェクト
結論から言うと傑作。幼なじみにして親族という密な関係性の中での肉体関係というドロドロ感を醸しつつ、子供のころから好きだった男の子供を孕む覚悟で中出しを求める松本いちかの、破滅型でありながら一途な純愛が切ない。報われない片思いが重なる構図や、義妹の結婚の真相が明らかになる台本の流れもしっかり作りこんであるし、女優が見た目は幼な妻っぽいのに、中身は義兄のオッサン中田より大人な妖艶な雰囲気を漂わせつつ小悪魔なのも最高。中田の妻は松本の二役だと思うが違和感がなく、演技も演出も上手いと思う。木村監督作品と言うとカメラワークが微妙だったり、中出しの後におかわりセックスで外射みたいな中途半端な流行りものの演出に走ることが多いのが不安材料だったが、カラミもドラマのテーマに即した内容がブレずに高評価。強いて不満を言うなら、中田が禁欲して精子を溜めこんでることを義妹が知ってしまうくだりが欲しかった。メインキャラが禁欲知らないっていうのはちょっと弱い。姉に注がれるはずだった大量精子をすべて奪って妊娠するという風にテーマがはっきりした方が分かりやすかったような。そもそもこの作品自体に禁欲はなくてもよかったような設定だが、一応シリーズものとしてはメインテーマみたいだから、監督も処理の仕方が難しかったと思うが。とはいえ、全般的にはクオリティの高さは変わらず満点の価値は十分。水川スミレ作品の微妙さから1作でここまで変わるとは嬉しい驚きだった。