蝉の鳴き声が鳴り止まないこの夏、今年も休みを利用して地元へ帰省していた。仏壇のお袋に手を合わせ、親父と軽く言葉を交わし親友のタカシとの待ち合わせ場所である公園へ向かった。湖を見ながらたそがれていると不意に肩をつつかれる。振り返ると学生時代、ずっと好きだったナオが立っていた。今はタカシの奥さんだ。そして二人に誘われて自宅で食事することになる。学生時代に止まった時計の針が動き出すとも知らずに…。
レビュー
平均評価: (レビュー数:40)
演技力と監督力。
スタイル立ち居振る舞い表情空気感。彼女のポテンシャルをそのまま引き出した流れが素敵。ナチュラルな演技がとにかく素晴らしいが、随所に出る「無言のセリフ」がたまらなく魅力的。全体の雰囲気で味わいたいと思わせる作品。
はじめちゃんシリーズの中では最高傑作にはいりそう。
賛否あるこの手の(私は勝手にはじめちゃんシリーズと言っている)作品ですが、私は大好き。かつての日活ロマンポルノをほうふつとさせるカット割り、ストーリー展開、喘ぎすぎない女優さん、変態過ぎないはじめちゃん。とくにこの女優さんはいいっすね。リアルに感じてる感がでてる。バカでかい声であえぐAVの時代はもう終わりでしょ。これからはこんなリアルな感じが良いと思います。
かなり良かった
神宮寺さんの作品の中では久々に良かった。普通の感じのセックスが続いて、神宮寺さんの反応もさほど過剰ではなく、逆に良かった。やっぱりいいですねぇ。
騎乗位がずっとガニ股。
騎乗位がガニ股スタイルで、作品的にはモザイクがあるので局部は見えません。騎乗位は脚を閉じてるスタイルが萌えるんですがありません。ずっと開脚。女性目線作品で「anan」の付録DVDってこんな感じなんでしょうか?個人的には、神宮寺さんがマドンナで旦那もイケてて、イケてない元クラスメイトにヤラレまくるというのが見たいです。旦那の前で「無理無理!」とイケてないクラスメイトをこき下ろすのに、ヤッテしまうあざとい女子という設定が良いです。 彼女は性格の良さが滲み出てるので、逆に性格最低な感じの設定のほうが・・・。
これはもう映画です。
タイトルだけ見るとよくある寝取られ系のドラマ物かと思いがちだが見てみたら驚いた。ストーリー、セリフ、カット割などホントのドラマどころか映画のようなクオリティ。しかも主演の神宮寺ナオちゃんがちゃんとエロく映し出されているのでしっかりとヌケる作品になっている。この監督は将来ホントの映画監督になれるのではないだろうか。
エロいだけに飽きたらこれ
AVであってアオハルラブストーリー。神宮寺ナオちゃんの魅力を再確認できます。女性が見ても楽しめる作品になっているのではないでしょうか。
ナオちゃんファン
だから当然星5つ縦画面はいらないけど、ソファでのセックスは良かった。
未来に希望が差すAV
決してセリフは多くありませんが、セックスを繰り返す中で二人の関係性が徐々に近づき、感情に変化が表れて…というプロセスを楽しめる作品です。もちろんAVですからセックスをしているシーンがほとんどなのですが、セックスをしながら二人の感情が見えてきて、それがストーリーに関わってくる、という部分が一般的なAVと一線を画す特徴となっております。すなわち本作は、監督である朝霧浄さんの得意とするパターンであり、見る者にAV以上の感情を動かす名作となっています。特に今回良作となっている原因は、主演である神宮寺ナオさんの演技によるものが大きいでしょう。特にセリフ回し部分には若干のぎこちなさも見られるのですが、セックスにおいて見えてくる感情という部分が実に豊かに表現されていて、目を引き付けます。彼女は、感じてくると眉を潜めて困り顔になってくるという特徴があるのですが、それが「夫がいるのに、その夫との不和を慰めてくれる優しい男に心を絆されて困惑している」かつ「セックスに快感を覚えてしまっている」という二つの気持ちに揺られて戸惑っている彼女の気持ちを絶妙に表現しています。そんな困り顔の彼女が、最後のセックスで自らイニシアチブをとる、積極的に気持ちよくなってもらおうとする、そして最後は大きな快感を得てしまう、という流れが、ラストシーンのナオさんの行動に説得力を持たせています。彼らの未来が順風満帆かどうかはさらに別の話ですが、まずはそのスタートにエールを送りたくなる、素直な気持ちを持てたのも、そこまでの二人のセックスで関係性に見ながら違和感を持たず、二人の気持ちに寄り添えるようになっていたから、なのです。夜のセックスをあえてショートカットしている、というのも面白い演出ですね。セックスといえば夜のイメージですが、この二人の関係性においては、必要なセックスは、夫が出かけた直後の午前中のセックスであり、学生時代の思い出に浸る(放課後を想起させる)夕方であり、新たな世界が開ける象徴である朝なのです。常に、見る者にAVだけでない映像作品としての爪痕を残してくれる朝霧浄監督。今回も、神宮寺ナオさんという素晴らしい素材を手に入れて、新たな化学変化を生んでくれた一本となりました。
感じ方がリアルでエロい
ナオちゃんの私生活でのセックスにすごい興味があります。本作品のような感じ方なのだろうか?とにかく本気の絡みは毎回興奮します。こんな彼女、奥さんが欲しい。