家庭は全て母さん任せ…。仕事ばかりで偉そうに振る舞う父親とは家族らしい思い出は無く、昔から母親に愛情を込められて育ってきた。弟は父親に似たのか、家族の事には興味が無いみたいだ。母親の味方は家族で俺だけ、そんな大切な母親を’女性’として意識し始めるのはそう遅い話ではなくって…。そして俺は父と弟が不在の1週間で母親との関係を密に、そして離れがたい関係にしようと、禁断の行動へ踏み出すことを決意した―。
レビュー
平均評価: (レビュー数:4)
親子の会話を重視したセックスは高評価だけど、一度仕切り直したら?
友田真希verを掘り下げた作風で冒頭のドラマ部分はよりキメ細かい台本になった印象。息子の思いに気付いていただけでなく、いつか息子が一線を越えてくることまで女の勘で察していた母の心情を抑えめの演技で表現するベテラン女優が素晴らしい。息子を受け入れたい気持ちと、母として近親相姦は拒まなければというモラルとの葛藤を演じる女優の演技は絶妙なのだが、初めてマ○コをむき出しにされるシーンでは股間と男優だけ映すカメラワークが最悪。そこは母の羞恥を演じる女優メインの絵にするのが当然では?前から言ってるが小山作品はマ○コアップを優先するカメラワークに女優の演技へのリスペクトがなさすぎる。最初の本番シーンは息子がただの挙動不審だし、母の側ももう少し一夜の猶予期間の間に覚悟を決める感じが欲しかったし、初めて結ばれるときにダサいスカート腹巻状態という感性が古くて嫌い。勢い任せでさっさと始めちゃう感じじゃなくて、ちゃんと母が息子の思いに応えて裸で向き合ってほしかった。『卒業式の後に…大人になった君へ義母からの贈り物―。』も最近までこういう雑な演出してたけど改善されて来てるので、絵的なバリエーションよりドラマ的な流れを考えた演出をお願いしたい。とはいえ、セックスしながらの親子の会話を重視したスローめな演出は疑似ハメまじりでも好印象。次の本番シーンも母と息子が2人きりの時間の中で関係を深めていく流れが悪くないんだけど、初回が中出しで2回目腹射は微妙。そこは時間を追うごとに深みにはまって抜け出せなくなっていく流れがないとダメな気がするが、すでに監督自身、タイトルのテーマは気にも留めてないらしい。父がいきなり帰宅しての禁欲おあずけからのサカりがついただけのセックスにいたっては、完全に着地点を見失った迷走状態にしか見えない。友田verの最後はまるで夫婦になったような演出が雰囲気あっただけに、母が正式に息子だけのものになる事実婚の儀式めいたセックスでもよかったかもしれない。以前よりチ○コ抜けギリギリまでマ○コに寄らなくなった中出しカメラワークの改善とか、決して悪い点ばかりではないんだけど、見る側からするとこのシリーズに何を期待していいのか分からない状況なので、タイトルを無視した作品で迷走を続けるよりは、コンセプトを明確にしたうえで出直した方がいいんじゃないかと思う。
痩せたのかな?
ボリューム無くなって魅力が無くなった。乳輪が小さくなった?