別れてしまうから燃え上がる。結婚する逢花。彼女の結婚式に出席するため、帰省してきた幼馴染の男。2人は幼稚園から●校までずっと一緒だった。大人になってもずっとそばにいる、なんとなくそう思っていた。けれど、気づけば別々の道を歩んでいた2人。再会した男女は、今までの思い出とこれからの未来に想いをふける。「ずっと、好きだった…」「遅いよ、バカ…」結婚式直前の三日間。人生はやり直せない。幼馴染の男女は、残りの時間を使い果たした…。
レビュー
平均評価: (レビュー数:20)
背徳ドラマと言うより、切ないドラマ(ストーリー)
伝わりにくいと思いますがご容赦下さい。1単刀直入に逢花からハジメにセックスしようと言うシーン、ハジメは躊躇うも、逢花が「人生ってさ、選ばなかった選択肢の方が多いんだよ、どうせ後悔するの。してもしなくてもお願い今日だけ」ＳＥＸシーンでハジメが結婚する逢花にもしもの事があってしまったらと、コンドームを付けるシーンですが、城定秀夫監督映画「愛なのに」のシーンの中でもあり見ていて思い出しました。2２人で他愛も無い話をしながら食事が印象的3野球場周辺での自転車の２人乗り・屋上での過去(学生時代)と今を振り返り、キス・お互い手を握るシーンが印象的4食事シーンの、朝霧監督の小物(焼酎・ビール)の見せ方・撮り方が印象的5逢花とハジメの家族で夕食中に逢花の父が思いを語った「俺はさぁ、逢花はハジメ君がもらってくれるもんだと思ってたんだけどなぁ」6逢花の父が逢花に問い掛けた言葉「お前は本当に良いのか？」「人生っつのはさ、選ばなかった選択肢の方が多いんだよ」「何が何だってっさ後悔する物なんだよな、人間はね、だからこそ自分の気持ちにね、正直に生きて欲しいんだな。俺はね。」7ハジメが逢花が昔の事を話だし、逢花「遅いよ」の言葉逢花から積極的になり、お互いの気持ちを分かち、そして最後の情熱的なＳＥＸ8逢花がベットから出て後ろ姿でカーテン開けた時のバックショットの撮り方が、ハジメが逢花に言ったと同じく綺麗・美しい9ラストシーンでの、逢花のウェディングドレス姿を、ハジメが見ながら逢花とお互い見つめ合いシーン。２人は何思いながら見つめ合っていたのかと。切ないストーリーですが、156逢花と逢花の父がセリフ「人生ってさ、選ばなかった選択肢の方が多いんだよ」など記憶に残りメモして残しておこうと思いました。また、この作品は脇役の存在が大きいからこそ、主役の山岸逢花さんの表情・演技が、めっちゃ良く素晴らしい作品です。作品の最後は、女優さんと監督さんの名前を載せるのが普通と思ってました。でも朝霧浄監督は、ドラマや映画と同様に、女優・監督・出演者(男優など)全て載せていて、他監督とエンディングの見せ方の違いが見れました。最後に【朝霧浄監督?山岸逢花】作品が、今まで何で無かったのかと思い、絶対に【朝霧浄監督?山岸逢花】で、別の作品を改めて見れると願いたいです。お願いします。
切ないで終わらせる？？
やっぱりこういう終わり方なんですよね。決意の表情からの最後の笑顔で終わる・・・決意の表情の時に涙でもあっての笑顔の最後ならアリかな～と思ったり思わなかったり・・・・。とうちゃんの言葉はなんだったのかしかも最後が外だしあれだったら最後を中田氏にしてドレス着た笑顔の逢花を見て男の決意の表情からのドレス姿の逢花と二人で走ってる所で終わった方がスッキリするしとうちゃんの言葉も生きる？？昔のドラマものの方が結があったよね。所詮AVなら主人公達がハッピーエンドになるのあっていいんじゃないかとそれが略奪だろうがなんだろうが所詮AVという考え方ならアリでしょ。
普通のドラマのエロシーン
2人だけになる場所はいつも同じ、堀内ハジメの部屋ばかり、セックスも淡白で、朝霧浄作品とは思えません。また、収録する現場はメーカーを問わずに同じような場所ばかり。まぁ、収録する場所はどこでもいいですが、最近の作品には濃厚な内容から欠けはなれています。ここ数ヶ月、何か物足りない作品が続いています。
綺麗なドレス姿だけに悔しさが残る
朝霧浄監督が逢花さんの撮影をしたと知ってから楽しみに待っていました。2時間通してぐっと引き込まれ余韻の残るストーリーでした。ハジメの帰省初日に逢花の誘いから始まるセックスは、学生の頃に戻った様なたどたどしさと恥ずかしさ、そして大人になった現在のこなれ感が交錯しとても良かったです。その後の恋人同士のように過ごす甘い時間の中に昔の回想シーンが挟まれますが、2人が素直に高校生の頃に告白して付き合っておけばなあと苦い気持ちになります。タワマン男よりよっぽどお似合いの二人なのにと。最後の日の窓際でのシーン、ハジメの言葉とそれを聞いた逢花のたたずまいなど、ここで一番感情をグッと揺さぶられました。逢花のドレス姿を見に行くシーンは結婚式で新婦の控室を訪れた新郎のようで、二人の結婚という選ばれなかった選択肢のその先を見ている感覚になりました。全3日間通して出てくる逢花パパがいい味出してます。逢花が初日に、パパがその後の日に人生ってねと同じとこを言う、似た感覚の親子。ハジメ君が貰ってくれるもんだと思ってたと本音を漏らすパパ、逢花の気持ちを代弁しているようでした。結婚していく逢花のドレス姿が綺麗すぎて結局やりきれない後悔が残るなあと、どっぷりストーリーにハマりました。
ナチュラル感
今回はセールもありDVDで購入。山岸さんのガッツリHを期待してましたが、随分とドラマ仕立てで、ナチュラルなSEXです。ま～これが一般庶民のHなんでしょうが…。男優はもう少しどうにかならんのかな…ゆうきくんのほうが良かった。ファンとしても残念です。
とにかくリアル
リアルな作品です。こんなシチュエーションがあればと思う。演技力のある女優さんの照れる姿にやられました。間違いなく、今年一番です！
もう1つの「三日間」
朝霧浄監督は川上奈々美「三日間」とその続編、石原希望「二日間」など、演技力に定評のあるAV女優を主演に本格的なドラマを撮影している。いずれも堀内ハジメを共演者だ。本作は「三日間」続編のテーストに近いが、関係としては幼馴染と「二日間」に近い。誰かが書いているように、たしかにAVとしては劣情を抱くほどのシーンがなく、山岸逢花を可愛く描いただけかもしれない。それでも川上さんの「三日間」続編と違って、ちゃんと初めから勃起した。3日前のセックスシーンでは逢花ちゃんの美体に見惚れながら放出した。ところが、2人は再びゴムを付けて2回戦を始めたので、勃起するのが間に合わない。2日前も2回もセックスをしたが、2回目の中出し（生ではない）より早く放出してしまった。1日前の体位を変えて最後に腹に出すシーンはもう十分に勃起しないままドラマのエンディングを迎えた。とにかく逢花ちゃんが可愛く映っている。やや薄暗いシーンもあったので、それだけが残念だが、それもリアリティを追求したのだろう。たしかに観ている者を満足させるよりストーリーを優先した感は否めない。続編は実家に戻って浮気するドラマだろうか。
ストーリ重視の作品
少しプロットを膨らませれば、配信用のドラマにできそうなストーリ。心残りを吹っ切るために幼馴染と寝る女と、引き返すことができなくなってるのにまだ、淡い期待を引きずってしまう男の物語といったところでしょうか？ AV的なキブン（興奮）を盛りあげるストーリ展開は薄いので、実用性を求める人には、少し物足りないかもしれません。AVなのかドラマなのか、少し中途半端な感じもあるので、思い切ってドラマ性に舵を切ってしまう冒険もあったのかなとも思いました。個人的には、こういう作品も好きですし、サブスク提供を見据えたドラマ性の高いAVもあっても良いのかなとも思います｡
期待を込めて満点の評価とするがーーー。
不倫の苦しさをテーマにして映画を作ってほしい。結婚直前に浮気をする花嫁では、フィアンセに対する気持も先が見えている訳で、逢花の暗い今後の結婚生活に想像が行ってストーリーに入れない。設定を結婚式の前の3日間にしたのが失敗。やっぱりお互いが結婚していて、それぞれが相手を裏切って、それでもお互いが愛し合っている、その苦しさに身を焦がす設定にしてほしい。苦しさの中で愛し合って、sexをする、その心理描写が無ければ不倫映画としてはつまらない。AVといえどもsexだけでなく人間を描く制作をしてほしい。
