七海とまお 横宮七海レズ解禁 女の子同士のエッチはやっぱり気持ちよかったです 渡辺まお

平均評価: 4.0 (レビュー数:10)

文學少女な先輩と夢見る少女な後輩

結果論から言うとドラマではなく同じ事務所の先輩と後輩という立場でのドキュメンタリー的なレズ解禁にした方が良かったように思います。初レズ体験のななみちゃんのただならぬ緊張感、それに対峙して奮闘するまおちゃん、お互いに手探り状態で話が進むので内容的にはかなりソフトな作品でした。演技のスタイルもななみちゃんが自分らしさを役に落とし込むタイプなのに対して、まおちゃんは作品の世界観を演じきろうとするタイプだから視聴していてもどかしさがハンパないです。2人のそれぞれの別作品を観てる人ならそのもどかしさを楽しめるけど、どちらかしか知らない人は微妙に感じてしまうかもしれません。僕はレズ作品に過剰な性描写は求めてないので2人のぎこちない空気感から歩み寄っていくまでの行程が観れて充分に満足出来ました。特に中盤でのななみちゃんの十八番になりつつある放尿シーン。突拍子もない展開ではあるけれど、カメラマンや男優ではなく同性の先輩にそれを見せる覚悟と、その姿を見守る先輩という瞬間はこの作品の流れを変えるワンシーンだと思います。物足りないなと感じたのは責めと焦らしのバランス。言葉で責め続ける場面はじっとりと責めるのに「イキそう」という瞬間での焦らしがなくそのままイカせてしまう事がほとんどだったのでシコるタイミングが掴めない展開が多かったです。「まだダメ…」という焦らしの展開でギアを少しずつ上げて欲しかったです。逆に1番の見どころはラストの正常位。2人の身体が密着してモザイクもほとんどなしで女の子同士らしく優しく求め合うところは最高でした。ここでイク時のななみちゃんから発せられる「ふぎゅっ」という喘ぎ声は絶品です！兎にも角にもこのキャスティングでのレズ作品は意外過ぎたし、まるで漫画のような可愛いビジュアルでレズというより百合作品と書いた方がしっくりくる感じです。オラオラもベチョベチョもほとんどないので、女の子にも観て欲しい作品でした。