男に飢えた女たちの群れ 脱走女囚

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男が欲しい!ファックがしたい!その一心で脱獄という危険を冒した女囚たち。囚人服姿で男を誘惑し、ご無沙汰の快楽を貪る。なりふりかまわず股を開いてよがりっぱなしのメスネコ共の生き様!度肝を抜く痴態は圧巻の一言!

レビュー

平均評価: 4.2 (レビュー数:4)

ストーリーのあるAVは良い

このところ絡みの場面の集大成とも言うべき16Hもの、8Hものなどを見ているので久々の単体ものであった。 FAプロの作品は日常ありうべきストーリーなので見応えがある。 最初に絡みの相手に選ばれるのが川上ゆうで、これは登場する女性の中では若く美人なので当然なのだが、手錠で繋がれたもう一人の女が耐え切れずに「私もやりたい!!」と懇願して川上から乗り換えてもらう。 この女の動きが激しく、まさに「砂漠にオアシスを得た」如く男にむしゃぶりつく、狂ったように歓びの声を挙げる。 この最初の絡みが本作の全てを物語っている。 数年間、男の身体に触れたことが無い女の性を見事に描き出している。 次々に脱走女囚が行きずりの作業員に犯●れるのだが、下顎に黒子のある女だけが2回の絡みに恵まれる。 大年増の三田だけは誰も手を出そうとはしない。 FAプロ特有のクネクネダンスで幕となる。 全編を通して女囚たちの激しい性欲が描かれているのだが、同僚が男と絡んでいる時にこらえ切れずに自慰に励む姿を映して欲しかった。

肉食系女囚の逃走劇

女囚たちの罪状が殺●や放火と聞いて、その凶悪さに思わずたじろぐが、シナリオ上で刑期を5年以上とか3年とかに設定し、禁欲生活の長さを強調したい意図からだろう。彼女らの犯罪歴は、ストーリー展開に何ら影響を及ぼしてはいない。塀の中で男欲しさに悶々とする姿を、短い回想でよいから、見たかった。逃げる途中、行きずりの好色漢どもと交わる場面と同じかそれ以上に興奮しそう。手錠を切断してもらい子どもみたいにはしゃぐ様子に、ちょっと胸を打たれた。自由とはいいものだ。また、自分の男を一緒に逃げた仲間に貸してやる心遣いに、ほろりとさせられる。「女囚」は、フィクションとして魅力あるキャラだ。生身の人間でありながら、俗世間と隔絶した世界に住み、罪と罰を背負った人間臭い生き物だ。幻想的で、大いに想像力をかき立てられる。

女囚達の色欲を求めんとする匂い

女囚達の、禁欲生活から解き放たれた光景というものには、なかなか素晴らしいものがあり、男優陣達の律儀さにもある意味、オヤジ好みな脚色を感じたもので、なかなかの良作に感じた。AV界の巨人(?)花岡じったの演技も多作に違わず素晴らしく笑えるものだったと思う。又、エンディングも意味不明(?)ながら楽しく、脱獄という重いテーマを扱いながらも、全般的には和やかな作品だったのではないかと思う。本作に関してはセックス主体というよりは、女囚達の色欲を求めんとする匂いと作品全般の、どこか古めかしさの漂うムードを楽しむものだったのではないかと感じた。

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